今浦 友喜の

澄んだ空、キンと冷えた空気、音が吸い込まれて静かになり、キラキラと輝く世界。冬は好きだ。
日常では見られないような自然の変化がいたるところに発見できる楽しさは冬ならではだと思う。
地面が見えている季節には簡単に進める道でも、冬にはザックザックと雪をかき分け進んでいく。
進んだ先に何があるのかわからないけど、必死に進んで自然の宝石箱が眼の前で開けた瞬間には大声を出して喜びを叫びたくなる。いや、たまに叫んでいる。
しばれる日は家や車から出たくなくなるが、その日その時間でしか発見できない宝箱を探して明日も森を彷徨ってしまうのだろう。

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