なんとか使えるところまできましたが、まだまだフルサイズの一眼レフ画質には程遠く、マウント替えまでには踏み切れませんでした。その後も、両方使いながら2年が経過した頃に、白レンズの噂が現実味を帯びてきました。早速CP+でモック展示を見に行きました。大きさもちょうど良い大きさで、「これだ!」とビビッときてしまいました。これならフルサイズの一眼レフからのマウント移行もできるかもしれない。噂から2年半も、悶々とする日々を過ごし待つことに。
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROは発表と同時に予約を入れて、発売日に手に入れました。レンズサポートのセットも完了して、雨の中フィールドへ出かけました。幸いカワセミも歓迎してくれているかのようなパフォーマンスで撮ることができました。家に戻って急いで編集現像して画像を確認をすると、薄暗い雨の中でしたがまずまずの出来に一安心。
その後はフルサイズを持ち出すことがなくOM SYSTEMで撮りつづけて、ある日の1枚のカワセミの作品を見て、「これならいける」と確信し、マウント替えの背中を押すことになりました。
この1枚をきっかけにA社のフルサイズ一眼レフと大砲レンズ600mm F4.0を手放すことを決めました。
現在はOM-1の購入を検証中です。OM-1のAFの早さ、鳥認識の精度は他社フルサイズミラーレス上位機種と同等かそれ以上です。高感度と高画質は、汎用の編集ソフトが未対応のため結果はまだ判断できませんが、システムの小型軽量化(予算の軽量化も)は野鳥撮影にはありがたいことで、もうフルサイズには戻れません。
今後は、星空や風景、航空機を撮っていきたいと思います。