【オリンパスギャラリー東京】2015年9月25日(金)~9月30日(水)柳本 史歩 写真展
柳本 史歩 写真展「彼らの景観について」
期間:2015年9月25日(金)~9月30日(水)
午前11:00~午後7:00 最終日 午後3:00 木曜休館
会場:オリンパスギャラリー東京
入場無料
街を歩いていると感じることがある。それは、私が東京で普段生活していると見えてこない情報がたくさんあるということ、そして情報の伝達する手法は発展する一方で、知ることのできない情報や知られざる街の存在が増えているのではないかということだ。2000年より継続している写真シリーズ「アイル・ビイ・ゼア」は、そうした知られざる街や地域になるであろうエリアをそのままの姿を持ち帰ろうとはじまった写真のシリーズである。
今シリーズはこれまで北海道幌泉郡、手塩郡、檜山郡、日高郡、青森県下北、山形県鶴岡・月山、新潟県長岡・栃尾、岩手県下閉伊郡川井村(現宮古市)・宮古市・普代村・山田町といった地域を取り上げてきた。各地域の取材の中いろいろな生活のスタイルを目の当たりにしてきたが、共通して見えて来るものは「私たちは目の前にある生活しか送ることができない」ということである。シリーズ12回目の写真展「彼らの景観について」は岩手県久慈市および洋野町を取材し、彼らの目の前の生活と景観を、写真とヴォイス(証言)で展開してゆくものである。
出展作品数:モノクロ写真 約40点
【作者略歴】
柳本 史歩(やなぎもと しほ)
1976年 東京生まれ
1999年 東京造形大学卒業
2000年 東京造形大学研究科修了
2005年 フォトシティさがみはら新人奨励賞受賞
現在、東京造形大学、日本写真芸術専門学校非常勤講師
URL http://fotolore.net
<展覧会>
◎「日録Diarism」1998年北鎌倉ワイツギャラリー
◎「五月の休日」1999年北鎌倉ワイツギャラリー
◎「ある人々の季節」2000年オリンパスギャラリー
◎「海辺の町」2001年オリンパスギャラリー
◎「旅の図説」2002年新宿コニカプラザ(現コニカミノルタプラザ)
◎「眩しい町」2002年大阪ビジュアルアーツギャラリー
◎「海山のあいだ」2002年オリンパスギャラリー
◎「遠い海・六月のさくら」2003年北鎌倉ワイツギャラリー
◎「栃尾にむかって-アイル・ビイ・ゼア-」2004年オリンパスギャラリー
◎「フォトシティさがみはら受賞記念写真展」2006年新宿ニコンサロン
◎「海上の夏」2006年オリンパスギャラリー
◎「LORE-EXHIBIT」2007年北鎌倉ワイツギャラリー
◎「Professional Photographers 200人展」2007年フジフィルムスクエア
◎「LORE-EXHIBIT02」2008年オリンパスギャラリー東京/大阪
◎「故郷+<故郷>YourVillage」2009年コニカミノルタプラザ
◎「-ed 東北の生活」2011年オリンパスギャラリー
◎「Wonderful Photo to Peace」2011年ギャラリーニエプス
◎「日高半島」2013年エプサイト
◎「-beforemath-津波も、瓦礫もない写真展」2013年福島県立 図書館
◎「Keep in mind-あのまちの記憶といま-」2014年ギャラリーコールピット
◎「原点を、永遠に。-清里フォトアートミュージアム開館20周年記念-」2014年東京都写真美術館
◎「The epSITE Selection vol.2 ドキュメンタリー&ランドスケープセレクション」2014年エプサイト
◎「NODE-Japanese Landscapes Photography-」2014年アイデムフォトギャラリーシリウス
◎「第10回現代芸術家展-生まれ出づる先に-」2014年東京造形大学付属マンズー美術館
◎「アイル・ビイ・ゼア」2015年自家焙煎珈琲みじんこ
◎「生活について」2015年 Gallery 722
◎「オリンパスカメラによる写真展・写真家大集合」2015年オリンパスギャラリー
◎「NODE ZINE展」2015年ギャラリー VOLVOX<出版物>
◎ NODE vol.2(共著)2014年
◎ハイランド 2014年
◎生活について(蒼穹舎)2013年
◎ SEASON/VOICES/LIVES/THERE/EVERY 2013年
◎ NODE(共著)2013年
◎ NIHAKU(日本写真企画)2012年
◎ YourVillage(共著)2010年
<コレクション>
◎清里フォトアートミュージアム
◎相模原市
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