【オリンパスギャラリー東京】2018年2月23日~2月28日 川島浩之 写真展
川島浩之 写真展「銀河のごとく フラメンコ舞踊家 鍵田真由美」
期間:2018年2月23日(金)~2月28日(水)
午前11:00~午後7:00 最終日 午後3:00 木曜休館
会場:オリンパスギャラリー東京
入場無料
【写真展案内】
被写体の鍵田真由美さんは、本場スペインのフラメンコフェスティバルに外国人であるにも かかわらず多くの出演依頼を受けるほどの、日本を代表するフラメンコダンサーですが、その 枠を超え常に高い身体能力と型にとらわれない発想でオリジナルの舞踊をみせてくれます。
18 年ほど前、彼女のステージを最初に見たとき、あり余るエネルギーが炸裂するような踊り と内面の世界に引き込むような美しい魅力に衝撃を受けました。何度かの舞台の撮影の後、引 き寄せられるように稽古場に向かいシャッターを切るようになりました。そこでは黒または白 の武道家のような稽古着で呼吸を制し汗まみれに繰り返し厳しく稽古をする彼女の姿がありま した。またその合間に突如行われるのがストレッチ。生活習慣と思えるほど条件反射的に必要 最低限の場所さえあれば突如始まります。緊張感あふれる空気の中、団員に放つ冗談の気配り。人間としてお互い尊重し合う姿がありました。気がつけば自分も違う立場ですが、襟を正され人生を支える力をもらっていました。
彼女の周りには、今や屈指の演出振付家としても活躍する夫の舞踊家、佐藤浩希氏をはじめ、舞踊団員、実力派のスペインのフラメンコアーティストたちまでがその全身全霊の舞踊、自分の道に覚悟を持った生き方、人間性に引きつけられるように集まり、素晴らしい作品が作られ、多くの観客に勇気を与えています。
そのような彼女のとてつもない求心力のイメージとまた彼女の舞踊が時として現世、地上を 超えたものとして感じることがあることから今回のタイトルとしました。
出展作品数:約50点
【作者略歴】
川島 浩之(かわしま ひろゆき)
1964 年東京生まれ。舞台写真を増山和信氏((株)ビデオ)、故飯島篤氏((株)A.I)に師事。
スタッフカメラマンとして主に松山バレエ団、日本フラメンコ協会公演等を担当。ピナバウシュパリ公演等オフィシャル撮影に同行。日本国際賞オフィシャル撮影。
2007 年独立後 おもな活動として 株式会社ビデオのHP カバーストーリーにて著名なダンサー、舞台関係者の撮影を5 年間担当。鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団スペイン公演同行。マリアパヘス舞踊団日本公演、大駱駝艦、そして鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団オフィシャルカメラマンを勤めている。
主な写真掲載誌は、AERA(2004)、フラメンコ専門誌 PASEO 連載「フラメンコ桜吹雪」写真担当(2010)、詩と思想 特集(2013)、朝日新聞社ジャーナリズム誌 フォトジャーナリストの目(2015 ~)。日本舞台写真家協会会員。
【写真展】
□ 個展
過去に鍵田氏に絡むテーマの個展「聖地に捧げる」〜 FLAMENCO 曽根崎心中(2004 アートスペース瑠璃)
「フラメンコgoing my way」(2007 Berg)
「崇高なる日々」(2012 アイデムフォトギャラリーシリウス)
□ グループ展
日本舞台写真家協会展(2013, 2015, 2016)
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