【オリンパスギャラリー大阪】2017年6月30日~7月6日 柳岡 正澄 写真展
柳岡 正澄 写真展「患者ID 0397098」
期間:2017年6月30日(金)~7月6日(木)
午前10:00~午後6:00 最終日 午後3:00 日曜・祝日休館
会場:オリンパスギャラリー大阪
入場無料
写真展案内
師走にしては暖かな午前、車に乗り買い物に出かけた。赤信号で止まっている時、前方から白い車が私の方に向かってきた、、、
体全体の痛みで目が覚めた私は病院のベッドに固定され右手首には患者IDテープが巻かれていた。
そして、日常生活とはかけ離れた自由のない、長い時間を過ごす生活が始まった。
絶対安静期間が過ぎると、リハビリが始まり、病院の中を、車椅子、歩行器、杖と段階を踏むにつれ病院の中での行動範囲が広まると、
ここは人生の縮図の場所であることに気がつかされた。
生老病死の現場、まさに、そのど真ん中。。。
季節はいつしか春に変わり、入院から105日目のある日、主治医の先生から、腕に巻かれた患者IDテープを切り取られた瞬間、現実社会に戻ってしまった。
この写真たちは、病院生活での仲間たちと私の記録である。
出展作品数:約58点
【作者略歴】
柳岡 正澄(やなおか まさずみ)
1952年 京都市で生まれる
1978年 浄土真宗本願寺派 常照寺 住職に就任
個展
2003年 「ガンガー」 田辺市 カフェ マイユ
2005年 「Osaka Subway」 同
2007年 「インド…」 大阪市 アセンス美術
2009年 「And then, where to ?」 大阪市 Gallery Lime Light
2013年 「THE NEXT ONE」 オリンパスギャラリー 東京 大阪
2016年 「ベトナム逍遥」 オリンパスギャラリー 東京 大阪
コンペ
2005年 JPS展 銀賞「熊野情話」
2005年 和歌山県展 知事賞 「瞳」
2007年 JPS展 優秀賞 「晩夏」
2010年 JPS展 優秀賞 「内孫」
2010年 和歌山県展 最優秀賞 「別れ」
2013年 JPS展 優秀賞 「夜咄」
山中 健次師 山本 富久師 より写真を習う
和歌山県展 招待作家 御坊市展 審査員
ホームページ https://www.facebook.com/yanaoka.masazumi
オリンパスギャラリー大阪
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