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2022年9月1日~9月12日 馬場 磨貴 写真展「まぼろし」

2022年9月1日~9月12日 馬場 磨貴 写真展「まぼろし」

馬場 磨貴 写真展 「まぼろし」
期間: 2022年9月1日(木) ~ 9月12日(月) 10:00 〜 18:00
最終日 15:00 まで ※休館日9月6日(火)・7日(水)
入場無料

【写真展案内】

 私は散歩をしながら道端や民家の軒先で、時々花や植物をカメラに収めています。花を撮ると言ってもそれは人と同じで、一つの出会いであり自分の忘れていた感情の掘り起こしでもあります。シャッターを押したい衝動は一種の恋のようなものです。
 名も知らぬ花と向き合っていると、わたしの中から聞いたことのない声が聞こえてきます。  花はただそこにあるだけで美しく、黙って咲いては時がくればただ散っていくだけです。それなのになぜ人は枯れた花に、地面に落ちた花弁に惹かれるのでしょうか。花を見て涙が出たり、優しい気持ちになったりするのは、花の性質だけでなく、人のこころのありようの問題なのでしょう。花は撮る人の、感情の鏡なのかもしれません。
 毎秒留まることなく、こころは揺らぎ消えていきます。留める必要のない記憶が日々の大半で、それが私たちを形作っています。
 これは花のポートレートであり、日記よりはるかに雄弁なこころの記録です。
 今はこの世から消え去った花たちとともに、一瞬蘇った鮮やかな過去の時間。
 それを私は’まぼろし‘とよびます。
 この写真展に谷川俊太郎さんから詩「花」を書き下ろしていただきました。会場で是非体感下さい。

展示作品数  33点予定

【出展者略歴】

馬場磨貴 / Maki Umaba

武蔵野美術大学短期大学部油画科卒業。在学中から写真を始める。
日本写真芸術専門学校卒業後、朝日新聞社出版写真部に委託カメラマンとして勤務。
2002年文化庁新進芸術家海外研修生としてフランスに留学。École nationale supérieure de la photographie d’Arlesに学ぶ。帰国後は写真展や写真集を発表するかたわら、フリーランスで雑誌や広告でも活動している。日本写真芸術専門学校、文化学園大学講師。

<受賞歴>
第33回太陽賞・準太陽賞
第5回Canon写真新世紀・佳作

<写真集>
『 We are here 』(赤々舎) 2016年
『 absence 』(蒼穹舎) 2008年

<主な写真展>
2021年 『 Frora 』銀座 蔦屋書店 / GINZA SIX (東京)
2020年 『 Futari 』Promenades Photographiques Festival Vendome (フランス)
2018年 『 Presence 』ニコンプラザ銀座・フォトプロムナード(東京)
2017年 『 We are here 』FOCUS ROCKS STUDIO&gallery(名古屋)
2016年 『 We are here 』PlaceM(東京)
2016年 『 We are here 』ギャラリーOGUMAGU(東京)
2009年 『 ABSENCE cocu 』【 未来を担う美術家たち・Domani明日展 】国立新美術館
2009年 『 夜の河 』ギャラリーパストレイズ(横浜)

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