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【オリンパスギャラリー東京】2017年1月30日~2月8日  小竹 直人 写真展

【オリンパスギャラリー東京】2017年1月30日~2月8日 小竹 直人 写真展

小竹 直人 写真展
「国境鉄路」~日本が中朝国境に遺した7本の鉄道橋~

オリンパスギャラリー東京 期間:2017年1月30日(月)~2月8日(水)
午前11:00~午後7:00 最終日 午後3:00 木曜休館 入場無料
オリンパスギャラリー大阪 期間:2017年2月17日(金)~2月23日(木)
午前10:00~午後6:00 最終日 午後3:00 日曜・祝日休館 入場無料

写真展案内
 日露戦争後、日本はロシアが満州に建設した鉄道(旅順-長春)を引き継いだことで満州へ進出する機会を得ました。そして、日本が韓国を併合した翌年(1911年)に、朝鮮半島と満州が鉄道で結ばれました。それは日本初の国際鉄道となりました。
 満州国が消滅する1945年までに、朝鮮半島と満州を隔てる1,300キロに及ぶ流域に 7本もの鉄道橋が日本によって建設されました。満州国を建国した経緯を鑑みれば満州と朝鮮半島は不可分の領土であり、国境を跨ぐ鉄道は日満の紐帯であったのです。鉄道史上、7本もの鉄道で結ばれた国境はほかに存在しないところです。
 終戦間際のソ連軍の満州侵攻によって、ソ連・朝鮮の国境に近い満鉄線およそ1,500キロ区間がソ連軍によって解体されました。その後の国共内戦時にも各地で鉄路が破壊されました。そして、新中国が建国されてまもなく朝鮮戦争が勃発すると朝鮮国境への鉄路は修復され、兵站鉄道として活用されました。
 終戦から70年が経過した現在、日本が架けた7本の鉄道橋の3本は現在も中国と北朝鮮の鉄道を結んでいます。他の4本の鉄道橋は廃棄され、朽ちたまま国境の大河のほとりにいまも静かに佇み、分断の歴史を物語ります。

出展作品数:カラー 約40点

【作者略歴】
小竹 直人(こたけ なおと)
1969年新潟市生まれ。1991年日本写真芸術専門学校卒。写真家・樋口健二氏に師事。1990年から中国取材を始める。
2012年~中朝国境の鉄道遺構の取材に取り組む。新聞、週刊誌、カメラ雑誌などに中国の鉄道関連記事、写真を多数寄稿。
1998~2014年まで新潟日報紙にて中国関連のフォトエッセイを連載。2006~2013年までANA機内誌「翼の王国」にて中国特集の撮影を担当。2006年~鉄道写真愛好家を対象とした「火車撮影家集団」の主宰としてグループ展の企画を手がけている。

主な写真展
 1995年「火車来了」新宿オリンパスギャラリー
 1996年「五能線の旅」新宿ペンタックスフォーラム(現・リコーイメージングスクエアー新宿)
 1999年「火車II」コニカプラザ新宿(コニカミノルタプラザ)
 2009年「老火車 1990-2009」北京愛普生撮藝坊(エプソンギャラリー)
主な写真集
 2003年「火車」東方出版
 2012年「中国最后的火車」彩流社

主な単行本
 2011年「中国蒸機撮影紀行 1990-2011」彩流社
 2014年「中朝鉄路写真紀行~日本が架けた 7本の鉄道橋」マガジンハウス
 ほか中国関連書籍多数


オリンパスギャラリー東京
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目24番地1号 エステック情報ビルB1F
TEL 03-5909-0191 FAX 03-5909-0217
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