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2021年6月17日~6月28日 宇井眞紀子写真展 「息の緒」

2021年6月17日~6月28日 宇井眞紀子写真展 「息の緒」

▶新型コロナウイルスへの取り組みとご来場時のお願い


宇井眞紀子写真展 『息の緒』
期間:2021年6月17日(木)~ 6月28日(月)
10:00 〜 18:00 入場無料 ※最終日15時まで  6月22日(火)・23日(水)休館 

事前予約制・定員制の「作品解説」を開催します

【写真展案内】
両親と母方の祖母が暮らした家を解体することになった。祖母は90歳近くまで約10年ほどこの家で暮らし時々ひ孫(私の娘)の面倒を見てくれた。娘を預かる役の中心を担ってくれたのは、母だ。2009年に急死するまでこの家で暮らした。父は母が亡くなる数年前から認知症を患い施設で暮らし、2018年に私や娘や親戚が見舞った直後に息をひきとった。誰も住まなくなった家に引っ越した私は、8年ほどこの家で暮らしたが、私にとってはほとんど思い出のない家だ。でも、両親が選んで暮らした家の最後を見届けたいと思った。取り壊されていく部屋を撮影していると、父や母や祖母の姿が浮かんできた。両親は目の前に広がる栗畑に惹かれてこの家を選んだという。今、私は解体跡に建てた新しい家の窓から、毎日その栗畑を見ている。コロナ禍の閉塞感の中、命を育み季節の移ろいを伝えてくれるその姿に救われている。祖父母がいて両親がいてはじめて私がいるという命のつながり・・・そのつながりは奇跡のよう。解体の様子の間間に両親の遺品を撮影した写真を置いた。家には暮らしの息遣いが宿っている。

出展作品数:約50点

【作品解説】(事前予約制・参加無料)

新型コロナウィルス感染拡大防止対策をし、事前予約制・定員制の作品解説を実施します。

※写真展の見学は予約不要です。
(但し、ソーシャルディスタンス確保の観点からお並びいただく場合がございます)

※お申込にはズイコーフレンドクラブ会員登録が必要です。(ゲスト会員・スタンダード会員・プレミア会員)
 会員でない方はこちらからあらかじめご登録をお願いいたします。

■オリンパスギャラリー東京
 
 6月19日(土)14:00-15:00(定員20名)
  ゲスト:写真評論家 タカザワケンジ氏

お申し込みはこちら

【タカザワケンジ プロフィール】
写真評論家。1968年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
会社員を経て、97年からフリー。
新聞・雑誌に評論、インタビューを寄稿。
『Study of PHOTO -名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。
金村修との共著『挑発する写真史』(平凡社)、写真集の構成・解説に渡辺兼人写真集『既視の街』(東京綜合写真専門学校出版局、AG+ Gallery)、石田省三郎写真集『Radiation Buscape』(IG Photo Gallery)ほか。
東京造形大学、東京綜合写真専門学校、東京ビジュアルアーツほかで非常勤講師。
IG Photo Galleryディレクター。



お問い合わせ:オリンパスギャラリー 
TEL:03-5909-0190(火・水定休)



【作者略歴】
1960年千葉県生まれ。
1983年武蔵野美術大学卒業。
1985年日本写真芸術専門学校卒業。学生時代から写真家・樋口健二氏に師事。
卒業と同時に雑誌を中心にフリーランスで活動をはじめる。
1992年から子連れでアイヌ民族の取材をはじめる。
ロンドンのナショナルジオグラフィックストアなど、国内外で数多くの 個展を開催。

主な写真集に、『アイヌ、100人のいま』(冬青社)『アイヌ、風の肖像』(新泉社)『アイヌときどき日本人』(社会評論社)『眠る線路』(ワイズ出版)がある。
第4回さがみはら写真新人奨励賞、第28回東川賞特別作家賞、第1回笹本恒子写真賞を受賞。公益社団法人日本写真家協会会員。日本写真芸術専門学校講師。武蔵野美術大学非常勤講師。


オリンパスギャラリー東京
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目24番地1号 エステック情報ビルB1F
TEL 03-5909-0190
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