2020年12月11日~12月16日 中村 進一 写真展 記憶の断片 (Fragment of Memory)
(11月27日更新:営業時間短縮・製品展示中止)
中村 進一写真展 記憶の断片 (Fragment of Memory)
期 間: 2020年12月11日(金)~12月16日(水)
11:00 ~ 16:00(時間短縮営業) 木曜定休 入場無料
会 場:オリンパスギャラリー大阪
【写真展案内】
幼少時代に見た山陰(日本海)の寡黙で厳しい冬の海。
社会人となり、山陽(瀬戸内)の饒舌で包容力のある海を日々眺めてきました。
そして、1995年1月17日阪神・淡路大震災を体験し25年となりました。
海には憧憬とか記憶という深くて大きい言葉が似合うように思います。
「現在・この時(今)を写す1枚の写真」の中に、過去の静止した埋もれた時間と未来への希望を
表現できれば と思っています。
2019、2020年 試行錯誤を繰り返し、埠頭・漁港・運河など神戸市~高砂市の何気ない水辺を
歴史的背景、報道性など意識せず、過度の感情移入も避けて黙々と撮り続けました。
充実した時間でしたが、あの日の記憶が甦り震災の傷跡を見つめ直す作業でもありました。
通り抜ける風、絶え間なく流れる水、輝く光と陰を感じました。
朽ちゆくものなどから、儚さと美しさ、何よりも大切な時の経過を感じました。
僕には全ては偶然ではなく、必然であるかのように思えました。
そして、タイトルを 「記憶の断片(Fragment of Memory) 」 とし、この度の発表となりました。
何かを問いかけ、何かを感じていただき、僅かでも皆さま方の記憶に止まれば幸いです。
出展作品点数:モノクロ30点予定
【作者略歴】
1954年 兵庫県美方郡生まれ (現在、神戸市須磨区在住)
2000年 兵庫県写真作家協会所属 (事務局:神戸新聞社事業局内)
2002年 4人展開催 (小山保と仲間たち・一門写真展)
大切にしている写真集
・太陽の鉛筆 (東松照明)
・人間の土地、王国 (奈良原一高)
・THE SCRAP BOOK 1999 (小山保)
オリンパスギャラリー大阪
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