※開催延期※【オリンパスギャラリー大阪】2020年4月24日~4月29日 山崎 弘義 写真展
【臨時休館のお知らせ:4月3日更新】 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、臨時休館中のオリンパスプラザ東京・大阪は、3月19日(木)以降も当面の間、臨時休館期間を延長させていただくことになりました。 本写真展の開催予定日につきましても休館延長が決まったため、本写真展は開催延期とさせていただきます ご理解のほどお願い申し上げます。臨時休館に関する詳細はこちらをご覧ください。 |
山崎 弘義 写真展
「CROSSROAD」
オリンパスギャラリー大阪 期間:2020 年4 月24 日(金)~ 4 月29 日(水)
午前10:00 〜 午後6:00 木曜休館 入場無料
【写真展案内】
平成から令和に、日本人にとってこの切り替えは大きな節目だが、他国の人にとって特段の感慨はないに違いない。平成の30 年間はどんな時代だったのだろうか。そもそも平成は天皇の崩御を起点に始まっている。そしてバブル経済の頂点からジェットコースターで坂を下がるように泡銭(あぶくぜに)の泡はあっという間に萎んでしまう。
CROSSROAD は平成2 年から平成8 年にかけて撮影している。いわばバブルの頂点から泡が弾けた 時期に東京の繁華街を中心に撮影されている。近過去であるにも関わらず、近いような遠いような不思議な感覚を作者自身感じている。本作を制作するにあたり、過去のベタ焼きを全て見直して、新たに選び直す作業を行った。
ゼンザブロニカの中判カメラにパノラマのフィルムバックを装着し、サンパックのグリップストロボを日中発光しながら街路をうろついていた時に、20 数年後に展示することなど考える余裕などなかった。執拗に自分が求める街と人のイメージを追い求めていたように思う。
20 数年の時間を経て、撮影者のエゴも洗い流されてしまって、そこに街と人の姿が露わになり、 現在から見た平成前期の東京の姿が写し出されていたなら幸いに思う。
出展作品数:ゼラチンシルバープリント 約60 点
【新型コロナウィルスの影響によるギャラリートーク開催中止のお知らせ】
【開催中止】のギャラリートーク 2020年4月26日(日)15:00~16:30 本イベントを楽しみにしてくださっていたお客様には、謹んでお詫び申し上げます。 |
【出展者略歴】
山崎 弘義 (やまざき ひろよし)
1956 年埼玉県生まれ。1980 年慶応義塾大学文学部哲学科卒。1986 年フォトセッション’86 に参加し、森山大道氏に師事。
1987 年東京写真専門学校報道写真科II部卒業。現在、日本写真芸術専門学校非常勤講師、ギャラリーヨクト運営メンバー。
主な写真展に、
1990 年「路上の匂い」(ミノルタフォトスペース)、
1992 年「はざまの表情」(オリンパスホール)、
1994年「クロスロード」(コニカギャラリー)、
1996 年「ウォーク・オン・ザ・サニーサイド」(ドイフォトプラザ)、
2014 年「Outskirts」(Totem Pole Photo Gallery) 、
2015 年「DIARY 母と庭の肖像」(新宿ニコンサロン)、
2016 年「水と緑と太陽の町」(コニカミノルタプラザ)、
2017 年「KnowTyself」(TAPgallery)、
2017 年「Around LAKE TOWN」(オリンパスギャラリー東京)、
2018 年「Around LAKE TOWN2」「Around LAKE TOWN3」(ギャラリーヨクト)、
2019 年「AroundLAKE TOWN4」「Around LAKE TOWN5」(ギャラリーヨクト)などがある。
2015 年『DIARY 母と庭の肖像』( 大隅書店)、2019 年『CROSSROAD』(蒼穹舎)を出版。
オリンパスギャラリー大阪
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