【オリンパスギャラリー大阪】2019年12月20日~12月25日 秦 達夫 写真展
秦 達夫 写真展「日だまりの黒部」
(開催期間中にギャラリートークを開催します)
オリンパスギャラリー大阪 期間:2019年12月20日(金)~ 12月25日(水)
午前10:00 〜 午後6:00 日曜・祝日休館 入場無料
【写真展案内】
今回の作品群は、北アルプス南部の富山県側に位置する黒部五郎岳・水晶岳・薬師岳・鷲羽岳を有する黒部川源流山域を取材したものです。登山口から最初の太郎平小屋まで凡そ徒歩5 時間。黒部源流までそこから約2 時間。撮影舞台は森林地帯から山岳地帯となり、黒部源流域へと変わっていきます。そして、山を楽しむ人々や黒部川で釣りに明け暮れる人々を織り交ぜ行ってきました。
変わったところでは、源流にドライスーツと水中ハウジングを持込み泳ぐ岩魚を撮影し、空からはドローンで撮影しています。撮影期間は3年、入山可能な時期はゴールデンウイークから10月初旬までと短く限られた時間でしたが、雪・花・緑・紅葉・動物ありの撮影が出来ました。黒部は厳しいイメージがつきまといますが、僕の作品では山の持つ包容力や優しさを引き出す事を考えて行っています。思い通りになる事は少なく、空振りの連続でしたが、Serendipity に助けられ個展へと辿り着くことが出来ました。山での出会いに感謝しています。Serendipity とは何かを探しているときに、探しているものとは別の価値のあるものを偶然見つけること。ふとした偶然を切掛けに幸運を掴み取ることです。協力してくれた山小屋の人達や山の仲間達に、感謝の気持ちを伝える写真展にもなっていると思います。是非会場で、秦達夫の山風景をご覧頂きたいと思います。
出展作品数:カラープリント 約40点
【作者略歴】
秦 達夫(はた たつお)
1970年長野県遠山郷生まれ。自動車販売会社・バイクショップに勤務。後に家業を継ぐ為に写真の勉強を始め写真に自分の可能性を感じ写真家を志す。写真家竹内敏信氏の助手を経て独立。故郷の湯立神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。他に写真集の著書あり『山岳島_ 屋久島』『RainyDays 屋久島』『New Zealand』。小説家・新田次郎氏『孤高の人』の加藤文太郎に共感し『アラスカ物語』のフランク安田を尊敬している。 日本写真家協会会員、日本写真協会会員、Foxfire フィールドスタッフ。
【ギャラリートーク】オリンパスギャラリー大阪 12月20日(金)~ 12月21日(土) 12月23日(月)~ 12月25日(水) 各日15:00 ~ 無料・予約不要 |
オリンパスギャラリー大阪
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