【オリンパスギャラリー東京】2019年10月11日~10月16日 金武 武 写真展
金武 武 写真展「手筒花火」
【10月12日(土)・13日(日)臨時休業のお知らせ】
台風に伴う臨時休業の詳細はこちらをご覧ください。 |
(14日(月・祝)はギャラリートークを開催します)
期間:2019年10月11日(金)~ 10月16日(水)
午前11:00 ~ 午後7:00 木曜休館
会場:オリンパスギャラリー東京 入場無料
【写真展案内】
写真家 金武武氏が2006年から撮り続けている、愛知県豊橋市の手筒花火ドキュメンタリー写 真。花火の制作から火の粉を噴出する「ハネ」のお披露目まで、一部始終を切り取った作品の数々 をご覧ください。
【作者コメント】
観賞用の花火を初めて見た歴史上の人物は徳川家康公と文献に書かれています。その花火は「立 花火」といわれ筒に火薬を詰めた素朴なものでした。地面に立て点火すると火の粉が噴出する 様子を鑑賞したとされています。手筒花火は当時の姿を残しているのです。愛知県豊橋市吉田 神社が手筒花火発祥の地といわれ460年以上も氏子衆たちが手筒花火を継承しています。手筒 花火を行っているのは花火師ではありません。
日頃は会社員だったり、商店の店主だったり、学生だったりします。
吉田神社に所属する氏子たちが豊橋祇園祭で手筒花火を出しているのです。
噴出孔から噴き出す火の温度は800度とも1300度ともいわれています。上空高く噴き上がり 落ちてくる火の粉はひと粒300度。熱さに耐えながら姿勢を真っすぐにし腰を降ろし、筒もま た真っすぐに立てます。数十秒間後に「ズドンッ!」と激しくハネます。手筒花火は花火として はシンプルな姿ですが何度見ても感動が薄れる事はありません。私は2006年から撮影に伺 い、時には私自身も講習を受け手筒花火を作り出させて頂いています。写真は手筒花火制作か らハネの様子まで約30 枚を展示致します。
※ 豊橋では手筒花火を行うことを「出す」といいます。
※ 最後に「ズドン」と激しく上下から火の粉を噴出する様子を「ハネ」といいます。
出展作品数:約30点
【作者略歴】
金武 武 (かねたけ たけし)
1963年神奈川県横浜市生まれ。写真の技術を独学で学び30 歳で写真家として独立。
打上げ花火を独自の手法で撮り続けている。近年ではメディアへの出演や花火の解説、講演会の依頼が増えている。
2016年には花火打上従事者の資格を取得。
博報堂WEB サイト「ONESTORY」コラム連載、著書にビジュアルブック『眺望絶佳の打ち上げ花火』(玄光社)、 『超 花火撮影術』、『デジタルカメラ 超・花火撮影術 プロに学ぶ作例・機材・テクニック』(アスキームック)、監修 DVD に「デジタルカメラ 花火撮影術」などがある。
【ギャラリートーク】10月12日(土)→中止 10月14日(月) 14:00 〜15:00 参加費:無料 お問い合わせ:オリンパスギャラリー事務局 TEL:03-5909-0191 |
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