カヤックインストラクター
柳本 達徳
(Tatsunori Yanagimoto)
カヤックインストラクター
柳本 達徳
(Tatsunori Yanagimoto)
カヤックとはパドルを使って漕ぐ小型の船のことで水の上を自由に移動することができる乗り物です。水の上であれば場所を選びません。湖や川、海でもカヤックは楽しめます。今回はそのなかでもタフなフィールドである川でのカヤックをご紹介します。
日本には透明度の高いとても綺麗な川がたくさん存在します。カヤックをやっているとそんな美しい川にたくさん出会えます。
カヤックは水面から近いのでそんな水の冷たさを直に触って感じることができます。時にはひっくり返って(沈「ちん」と言います。)体ごと綺麗な川を堪能できるのも魅力です。そんな綺麗な川での写真や動画を沢山撮っています。防水性能とショックに強いToughシリーズはカヤックにピッタリです。また、私が使っているTG-810にはGPS機能が付いていて写真の撮影場所等が記録されます。カヤック終了後の写真の整理まで楽しみになっています。
綺麗な川を求めていると激流も現れます。自分の技術と勇気を武器に激流にチャレンジします。人間対自然の真剣勝負です。
瀬にはいる直前の緊張感。下り終えたときの達成感は他では味わえません。この瞬間を記録に残したい。そんな望みを叶えてくれるのがToughシリーズです。このようなフィールドは人が入って行きづらい場所にありカヤックでしか行けません。ライフジャケットのポケットに入るコンパクトさ。岩などに当たっても壊れないタフさ。そしてなにより高い防水性能。Toughは激流へ行く時の必需品です。
さらに上級者のみに許された「滝落ち」
重力から解放される瞬間は上級者なら誰もが憧れる瞬間です。もちろん危険も伴うためレスキュー体制をしっかりと整え万全の状態でチャレンジするため一発勝負です。そんな決定的な瞬間を撮り逃さないために連写機能を使っています。Toughは連写機能で何枚でも撮れるのでシャッターを押しっぱなしでいれば撮り逃しはありません。防水カメラでこの性能は助かります。
冬の渓谷は全てが凍りつき、氷の世界となります。日常生活では絶対に見ることのできない世界がそこに広がっています。そんな冬の渓谷にもカヤックで行ってみました。漕ぎながらカヤックが凍っていく。ウェアーやギアも凍ります。そんな過酷な状況でもToughはシャッターを押すことができました。凍りついた渓谷をカヤックで下る写真はなかなか撮れないでしょう。
カヤックにはフリースタイルというジャンルがあります。カヤックに乗って立体的に回転したり、空中に飛び出したりして技を競う競技です。私は2011年の日本代表に選ばれ6月にドイツで開催されたワールドチャンピオンシップに出場してきました。今回のワールドチャンピオンシップは2年に一度の大会でフリースタイル競技の世界一を決める本戦です。世界のトップ選手の動きを写真や動画に収めようと思いTG-810を選びました。大会中は天候がよく変わり晴天から一転して豪雨となったりしました。
そんな中でもToughは天候に左右されず大会を記録してくれました。
1976年、東京都出身。
バックパッカーから人力旅行となり、海を渡るためにカヤックを始める。
フリースタイルカヤック競技を始め、2004年 Pre-World Freestyle Championships、2011年 Freestyle world Championships 日本代表。
現在は「class5」というアウトフィッターを主催して全国の川をガイドしている。
生活防水カメラや防水プロテクターを通し、長年培ってきた技術で水中10m防水を実現。マイクやスピーカー部など、細部にまで防水技術が施されています。
高い気密性で砂やホコリの侵入からカメラを守り、汚れた手で触れたり、砂や泥の上に置いても壊れないので安心。汚れたら水洗いできるため使用シーンが大きく広がります。