User Interview(ユーザーインタビュー)
原生林の中で鳥の鳴き声を頼りに歩く探鳥では、
できるだけ荷物を軽くしたい
2022年7月公開
Samasu.Tさん使用の
カメラとレンズをご紹介
野鳥撮影ではカメラの基本性能が重要
Samasu.TさんがOM SYSTEMと出会ったきっかけは?
【Samasu.T】
写真撮影を始めた当時所有していたカメラ(ミラーレス)では機能や設定など良くわからずに色々な被写体にただシャッターを押すことだけで満足していました。そうしているうちに野鳥撮影をしている方と一緒に野鳥を撮影する機会があり、自分のカメラで写してみたところ、出てきたものはブレが酷く全く画にならないものばかりでした。その方の話では野鳥撮影ではカメラの基本性能が重要。そもそも、そのカメラ(ミラーレス)では野鳥撮影は難しいと言われ野鳥撮影は敷居が高いと感じていました。
OM-D E-M5が発売されすぐに購入、その後マイフィールドとなる場所で鳥を探しながら撮影に没頭。ストラップを首にかけて歩きながらでも重さを感じさせず歩くことができ、手持ちでもブレない手ぶれ補正機能に驚きました。写し出される画も自分では満足できるものになっていました。
E-M1 mark IIと300mm F4.0 IS PROの組み合わせは野鳥たちとの距離を縮めてくれた
OM SYSTEMを使った感想はいかがですか?
【Samasu.T】
そして、OM-D E-M1、E-M1 mark II、E-M1X、OM-1と使い続けてきました。
印象的だったのはOM-D E-M1 mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの組み合わせです。
テレコンバーターも合わせた超望遠の世界は、野鳥たちとの距離を縮めてくれ、観察・撮影に集中できるようになり、私は色々なシーンに遭遇することが出来るようになりました。
荷物を軽くし、野鳥撮影に必要な機能のポテンシャルが高いこと
野鳥撮影においてOM SYSTEMのアドバンテージは?
【Samasu.T】
原生林の中で、鳥の鳴き声を頼りに歩く探鳥ではできるだけ荷物を軽くしたいところです。そのようなときにこのセットは威力を発揮します。手持ちでは難しい大きなレンズや、三脚を立てられない遊歩道で目当ての鳥を見つけた時、素早く構えファインダーを覗き手ぶれ補正を働かせればピントはすぐに合わせられます。あとはシャッターを切るだけでその瞬間を捉えることが出来るのです。
また、大勢の方が撮影しているような場所では、他のカメラマンは前へ前へと行きがちですが、この組み合わせであれば皆さんの一歩後ろの位置でも十分に撮影できることが可能となります。
それから、もう一つ動画性能のすばらしさです。定点観察で三脚にセットしているときは積極的に動画撮影をします。録画ボタンを押すだけで普通にきれいな野鳥たちの仕草を捉えることが出来、記録としても見ていただく方にも伝わりやすく、好評です。
鳥認識AFとプロキャプチャー機能でシャッターチャンスを逃さない
野鳥撮影でよく使う機能は?
【Samasu.T】
今現在使用しているOM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROセットは三脚、手持ち、動画撮影で活躍する最強セットです。
被写体追従AFでの「鳥認識」で、ピントを合わせる作業に気を遣うことが少なくなるので、より鳥の動きや表情に合わせることに集中できます。
プロキャプチャー機能も使います。鳥たちを観察していると一瞬だけ変わった動きや表情をすることがあります。そういったシーンにはなかなか出くわすことがありませんが、観察の中で見えてくるもので何か変わった動きをしてくれそうだと思うときは、チャンスにそなえプロキャプチャーに切り替えます。あとはその時が来そうだなと思ったらシャッターを半押しし、慌てずにシャッターを切るだけ。肉眼では捉えられない瞬間をいとも簡単に写し出せることには驚きます。
少ないチャンスでできるだけ多くのショットを残すこと
野鳥撮影で心がけていることは?
【Samasu.T】
私のように野鳥撮影活動日が限られている方は、少ないチャンスでできるだけ多くのショットを残したいと感じていると思います。野鳥撮影では、双眼鏡や鳴き声などで鳥を見つけることから始まり、天候、観察、撮影位置、撮影時刻など撮影状況の判断が必要です。それに現場でカメラの設定変更が加わると、さらにチャンスは少なくなります。OM-1では設定を4つまでセットしておくことが出来ます。そうすれば鳥に出会っても、すぐに撮影に集中でき良い写真を残す可能性が増えます。
OM SYSTEMは野鳥観察にある楽しさをより多く体感できるツールとなっています。
作品の解説
ありがとうございました。