Photo Recipe(フォトレシピ)
春爛漫。彩り鮮やかな桜を写す
2024年4月公開
記事内で使用した
レンズをご紹介
はじめに
春といえば桜。季節のうつろいを感じ、心に触れる花としてたくさんの人に愛されています。桜の花を前にすると、写真を撮りたい気持ちが自然と芽生えるもので、その姿は天候や時間帯などで大きく変わります。明るく生き生きとした、春の喜びを誘うのはやはり晴天のとき。たっぷり日差しを浴びた桜になるでしょう。今回は「彩り鮮やかな桜を写す」をテーマに、基本的な撮り方を紹介したいと思います。一般的に綺麗と言われる写真を完成させるポイントを解説しますので、みなさんにとって桜撮影のヒントになれば幸いです。
青空バックで清々しい桜を撮る
満開の桜に包まれた、華やかな桜風景を届けたい
広々としたスケール感を伝える桜風景
ライブGND機能を使い、印象度をアップ
通常撮影①:空と山並みの部分・露出オーバー
通常撮影②:桜並木の部分・露出アンダー
輝きを放つ桜は逆光のライティング
レンズの力で背景を大きくぼかしてみよう
桜以外の彩りを添えてみよう
まとめ
桜の撮影はとても楽しく、様々な感情を覚えやすいフォトジェニックな花です。今回は晴れた日の彩り鮮やかな桜を写す、基本的な撮り方をご紹介しましたがいかがでしたか。光線状態、ポジションとアングル、背景選び、レンズによる描写の効果、絞り値や露出のコントロールによって 印象が変わることなど、写真撮影の基本を活かすことをお話しして行きました。じっくりと心惹かれた桜との対話を重ね、自分の心で思い見ることをなによりも大切に、撮影を楽しんでいきましょう。
*35mm判換算焦点距離