作例
TG-6に搭載された新しい水中ホワイトバランス「浅瀬」。明るい浅めの水深でも、赤みが強くならず自然な発色が得られるのが嬉しい。爽やかな仕上がりになった。
お気に入りのビーチでスノーケル撮影。真っ白い砂浜でも、赤みが強くならずに自然に仕上がった。ブルーの抜けを強調したい場合は、少しマゼンタが強くなるが、水中ホワイトバランス「標準」を選ぶ方法もある。
全周魚眼レンズ、普段使っていないのでどう使っていいか戸惑ったが、定番のクマノミをレンズ直前ぶつかりそうな距離で狙ってみた。撮り方次第で色々と楽しめそうなレンズだ。
抜けの良いブルーの発色に、美しい魚の群れ。強めの潮の流れの中、長めのアームで浮遊物が出ないように慎重に狙った。
濃いめのブルーの背景に真っ赤な魚たちを配置してみた。ミラーレスに比べて、彩度の設定が高めのTG-6は、まるでレタッチをしたように完成した絵が得られる。水中でリプレイする度に驚きを感じる。
乾季のモルディブは、透明度が高く潮の流れも速い。毎年この季節を狙って遠征するが、今年もワイド撮影していて楽しい環境だった。純正の外部フラッシュUFL-3は発光量のコントロールをカメラ側が自動調整してくれる。今回特別なシーン以外は、フラッシュ補正-0.3EVでどのシーンでもジャストだった。
爆流のポイントでカレントフックをかけてチャンスを伺っていたら、目の前に大きなエイが。ワイドコンバージョンレンズを使っていたが、大きすぎてフレームアウトしそうになり、思わず対角線に入れた。
モルディブの撮影では、出会ったら撮らずにいられない被写体。潮上からアプローチして、ほどよい位置でフッキング。脅かさずにギリギリまで近づき撮影。
新製品撮影で必ず撮る被写体。水中マクロモードにセットしてそのまま撮影してこの絵が撮れる。内蔵フラッシュのみでここまで綺麗に仕上がる。ブルーの背景の中に美しい体色が引き立った。
ビーチからエントリーすると真っ黒な砂の海。マクロ撮影に最適なダイブサイトで1日3ダイブ集中する。タイヤが積み重なる漁礁の中から真っ赤なエビがたくさん出てきた。暗いシーンでもライトなしでピントをよく拾う。
黄色いリボンのような顔のウツボ。半逆光でライトを当てて透明感を出してみた。AFターゲット位置を動かして正確に目にピントを合わせる。ピントが背景に持っていかれないように注意した。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中マクロモード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F6.3
シャッター速度:1/200
露出補正:±0.0EV
ISO:800
水中顕微鏡モード&内蔵フラッシュ。カメラの内蔵フラッシュで撮影したこの作品は、フラッシュの場所の関係から画面左上付近に主要な部分を配置して不自然さをカバーする。
産み付けられたイカの卵を覗いて見ると、今にもハッチアウトしそうなイカの赤ちゃんが見えた。水中顕微鏡モードならではの作品となった。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中顕微鏡モード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F4.9
シャッター速度:1/400
露出補正:-1.0EV
ISO:400
流れが強く砂が舞いがちな環境での撮影。ズームをややワイド側に戻しながら背景を入れて撮影。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中顕微鏡モード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F3.2
シャッター速度:1/200
露出補正:-1.0EV
ISO:125
大好きなエビの作品。意外に動きが激しい被写体で、相当数撮影していた。目にピントを合わせつつチャームポイントの振袖型のハサミにもピントの面を意識するのに苦労した。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中顕微鏡モード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F4.9
シャッター速度:1/400
露出補正:-1.0EV
ISO:250
ずいぶん昔になるが、初めてこの被写体に出会った時は目がどこにあるのか全く見当がつかなかった。現在でも、目とハサミにピントを合わせながらの撮影は難しい。個性的な被写体だが美しい。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中顕微鏡モード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F4.9
シャッター速度:1/400
露出補正:-1.0EV
ISO:400
ホヤの上に乗っているすごく小さいエビ。プロテクターのレンズ直前で捉える。肉眼では見えなかった体の模様が見えてきた。LEDライトの光量を最大にセットして透明感を出した。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中顕微鏡モード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F4.9
シャッター速度:1/100
露出補正:-0.7EV
ISO:800
ずいぶんと変わった感じのウミウシ。ローカルはドーナツ・ヌーディーと呼んでいた。肉眼ではゴミにしか見えない。白ガヤについていた。
撮影地:インドネシア
LEDライト:RGBlue System03PC
撮影モード:水中顕微鏡モード
フラッシュ:OFF
WB:水中標準
絞り値:F4.9
シャッター速度:1/160
露出補正:-1.0EV
ISO:800
ヤシの木とオリオン座の組み合わせが好きでよく狙うシーンだ。TG-6のライブコンポジットは、フルオートなので、三脚にカメラを乗せてシャッターを押すだけ。あとはモニターを見ながら出来上がりを待つのみだ。星の撮影では15秒程度で止めると星を点で撮影できる。30分から45分の撮影なら星の軌道になる。RAWデータで残せば、撮影後に発色や明るさの修正が可能だ。
システム構成例
アクセサリー
フィッシュアイコンバーター FCON-T02
レンズの明るさを維持したまま、よりワイドな風景を写し撮ることが可能です。また、防水性能も擁しているので、画角が狭くなる水中撮影においても威力を発揮します。
コンバーターアダプター CLA-T01
当商品コンバーターアダプター「CLA-T01」を装着することで、テレコンバーター「TCON-T01」やフィッシュアイコンバーター「FCON-T02」を取り付けられます。
水中専用フラッシュ UFL-3
「オリンパスワイヤレスRCフラッシュシステム」に対応した専用フラッシュ。水中の多彩なシチュエーションに対応できます。
※別売のケーブルやアームが必要となります。